会社員サーファーという新しいキャリアモデル Vol.1「アスリートのための就職活動」

アスナビについて

学生を終えた後の人生はほとんどの人が悩むものだと思います。僕は4歳からサーフィンはじめ、サーフィンを生涯続けるにしても、サーフィンを職業にするかどうかは凄く悩んでいた部分でした。そのため、サーフィンだけでなく色んな世界を見たいということもあり大学まで勉学とサーフィンの両立を続けてきました。

そんな中、大学生活の後半である出会いがありました。2016年のISA世界大会に出場し、帰国をして大学に戻ったころでした。大学の授業でとある先生との出会いがきっかけで、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)が行う、トップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」の存在を知ることになりました。

JOC – アスナビ ~トップアスリートの就職支援ナビゲーション~

サーフィンを職業にするほとんどの人が企業からのスポンサーという契約ですが、オリンピック内で行われるメジャーなスポーツの中には企業に所属する(スポンサーではなく、社員として雇用されている)アスリートが数多くいます。そのようなアスリートは「企業アスリート」「社会人アスリート」などと呼ばれています。アスナビとは、そんなアスリートたちを生む制度です。僕は大学の先生に推薦をして頂き、アスナビの就活アスリートに選んで頂くことができました。

アスナビでは、一般の大学生と同じくらいの就活時期にアスリートと企業をつなぐためのイベントを行っています。一般的な就活では企業説明会に行き、エントリーシートを送り、試験や面接という流れになると思います。アスナビのイベントでは何十社も集まる中でアスリートが1人でマイクを持って登壇をし、自己PRをします。イベント後に企業の担当者の方々との名刺交換などの交流があり、後に企業の方からアスリートにオファーが来るという流れになります。

1回のイベントで5~7人ほどのアスリートがプレゼンテーションをするのですが、僕は3回ほど登壇したと思います。1人5分ほどのプレゼンテーションで自己PRを行います。すごく緊張感のある場所ですべての登壇の機会で頭の中が真っ白になってしまっていました。ほぼアドリブのプレゼンテーションとなりましたが、なんとか乗り越えることができました。

企業からのオファー

おかげさまで数社からオファーを頂くことができ、次のステップとして直接企業に訪問をし面談という流れでした。全ての企業さんでの活動をイメージするとすごく楽しそうで悩みに悩みましたが、その中で入社することになったのが現在所属する「日本情報通信株式会社(NI+C)」です。

JOCの就職支援「アスナビ」:新卒選手14名の採用が決定

日本情報通信は1985に日本電信電話株式会社 (NTT)IBMの出資により設立された会社です。本社は東京の築地にあり、事業内容としては、システムインテグレーション・コンサルティング・クラウドサービスを提供。僕の周りの環境がITのお仕事をする方々が多かったため興味深さはありました。しかしながら、入社前はどのような仕事をするのかはさっぱり分かりませんでした。全ては社内の雰囲気が僕とマッチングしているなぁと直感的に感じたところが一番大きな決め手だったのかもしれません。

日本学生トップサーファーの採用内定のお知らせ

今となっては企業アスリートになれる機会を得ていなかったら何をしていたのかも気になりますが、すべてご縁でここまで来ている僕の人生において、自分の周りにいる人たちには常に感謝の気持ちでいっぱいです。今度も「一期一会」という言葉を大切に日々の生活を過ごします!

お知らせ

1210()に行われる東京都スポーツ文化事業団が主催する「2018 2回 就活スキルアップセミナー&先輩アスリートとの交流」に先輩アスリートとして参加させて頂きます。僕が社会人アスリートとして活動をするきっかけとなった場です。高校生から無料で参加できるので是非お越しになって頂けると嬉しいです。詳細は下記URLよりご覧下さい。

詳細は下記URLよりご覧下さい。

http://www.tef.or.jp/career-support/athleteseminar_info.jsp?id=280632

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- EDITED BY -

石川拳大

石川拳大 / Kenta Ishikawa

神奈川県 1994年生まれ、神奈川大学経営学部・国際経営学科出身。日本情報通信株式会社<NI+C>所属 会社員サーファー。 サーフィン業界初の企業アスリートとして活動中。