東京五輪テストイベント『READY STEADY TOKYO 』に出場

実施競技
サーフィン

開催スケジュール
7月18日(木)
競技1日目:

7:00~15:30 男子ラウンド1、女子ラウンド1、男子ラウンド2、女子ラウンド2

7月19日(金)
競技2日目:

7:00~17:35 女子ラウンド3、男子ラウンド3

7月20日(土)
競技3日目:

7:00~14:55 男子準々決勝、女子準々決勝、男子準決勝、女子準決勝

7月21日(日)
競技4日目:

8:00~11:40 女子3位決定戦、男子3位決定戦、女子決勝、男子決勝、女子表彰式、男子表彰式

参加人数
男子20選手 女子20選手

出場選手リスト
参加国
日本のみ

競技概要
サーフボードという板を使って波に乗り、テクニックを競う。東京2020大会で新たに採用される競技。古代ポリネシア人によって始められ、ハワイで育った海のスポーツだ。これを広めたのはストックホルム1912大会とアントワープ1920大会の水泳で金メダルを獲得した、ハワイ出身のデューク・カハナモク(アメリカ)。カハナモクは近代サーフィンの父と呼ばれている。

サーフィンはサーフボードのサイズによって大きく2つに分けられる。古くから親しまれたのは、長さ9フィート(約274センチメートル)以上のロングボードで、ボード上を歩くテクニックが中心となる。一方、1970年前後に登場したショートボードは、長さ6フィート(約183センチメートル)前後でボードの先端がとがっている。こちらは細かいターンがしやすいタイプだ。ショートボードは、それまで平面的な動きだったサーフィンに縦の動きを与え、三次元のダイナミックな技を可能にした。東京2020大会のサーフィンは、このショートボードで行う。

競技としてのサーフィンは、波を乗りこなすライディングテクニックをジャッジが採点し、勝敗が決まっていく。いかに難易度が高く創造的な技を繰り出すか、スピードがあってダイナミックかなどが評価される。選手は定められた時間内に10本前後のライディングを行い、高い2本の合計点によって得点が決まる。競技は男女20人ずつの選手で行われる。

サーフィン競技紹介

注意事項
組織委員会主催のテストイベントについては、競技及び運営のテストを行っている関係上、一般のお客様は観戦いただけませんので、ご了承ください。加えてテストイベントの開催と工事に伴い、釣ヶ崎海岸広場への車両の進入が制限されることがあるので、ご注意ください。

競技開始及び終了時間についても、気象条件等により変更となる場合があります。また、気象状況や波の状況により競技が最後まで実施されない等、予定通りに競技が進行しない可能性があります。

開催場所
釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ

主催
東京2020組織委員会

公式サイト
https://readysteady.tokyo2020.org/ja/events/detail/ready-steady-tokyo-surfing/

- EDITED BY -

石川拳大

石川 拳大 / Kenta Ishikawa

1994年生まれ、湘南育ち在住のサーフィン選手。家族の影響で4歳からサーフィンを始める。高校時代はオーストラリアのゴールドコーストに4年間留学。大学卒業後はJOCが実施するトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を通じ、業界初の社会人アスリートとしてNTTグループ日本情報通信株式会社(NI+C)に就職。現在はNI+Cのアスリート社員として国内外の大会に参戦中。また、ライフワークとしてOCEANTREE PROJECTを取り組み、その他さまざまなプロジェクトに参加。経歴はこちらから